成田空港駐車場に需要はあるのか?

成田国際空港は千葉県成田市の南東部の三里塚地区にあり、首都圏の発着する国際線や、国内主要都市への国内線航空便が発着する空港です。かつて成田国際空港は、新東京国際空港という名称でしたが、空港を管理する新東京国際空港公団が、日本政府による100パーセント出資で設立された成田国際空港株式会社に改組して民営化されて改称されたものです。日本の空の玄関である成田国際空港は、国際線においては便数では首都圏のメイン空港であることには変わりないのですが、国内線でも話題の格安航空会社であるジェットスタージャパン、バニラエア、ピーチアビエーションの3社が相次いで就航しており、さらに新たに中国系の航空会社が就航します。格安の料金で飛行機が利用できることで需要が高まり、成長著しいLCCの拠点空港という役割への期待も高まっています。けれども各社の搭乗率を見ると、まだ確実に定着したとは言えない状況です。羽田空港に発着する大手航空会社便の運賃が高騰する繁忙期の利用は多いのですが、シーズン外の時期には空席の目立つ便が多くなっています。平日の朝などは一便当たり数十人しかの邸内便も珍しくないという現状です。こうした現状を生み出していることの理由の一つが成田空港駐車場の割高な駐車料金です。成田空港駐車場の料金は、第一ターミナルに隣接する第一駐車場と第二ターミナルに隣接する台に駐車場がともに一日当たり2060円の料金設定になっていて、一泊二日で利用すると4120円、二泊三日だと6180円かかります。2これは一日当たりの利用が24時間までなら2060円ですが、30分でも超過すると、つまり24時間30分の利用の場合2日分の料金が必要となり、この高い料金ならば空港周辺のホテルに宿泊して無料駐車サービスを利用したほうが快適だということになる可能性があります。特に成田発着のLCCを利用する人の多くはその安い航空運賃が選ぶ理由になっています。そのため、成田空港駐車場の羽田空港よりも高い駐車料金というのは、到底納得できるものではなく、せっかくのLCCの魅力が半減してしまう可能性が高いのです。海外旅行などで長期間預ける場合には割安な民間駐車場を利用でき、需要も高まっているのですが、国内線の利用で数日預けるだけという場合には、より不満を感じる料金設定といわざるを得ません。LCCの需要は今後も高まることが予想されるので、もう少し低料金で利用できる成田空港駐車場の需要が増えることは間違いありません。

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